2008年12月8日月曜日

Yukinori_Dehara@Paris

いやはや、いい加減だから土壇場で苦しむのか、土壇場で苦しむのが実は好きだからいい加減なのか。たぶんどちらも正解なんだけど。やっぱり大変だったようです。だったようですって他人事みたいですが、それもそうなんです。だって、当日の会場設営やリハ、スポンサーのみなさまへの挨拶諸々でみんなが激しく動きまわっている間、わたしは壊れたマックを抱えてパリ市内を右往左往してたんすから。いや、友人によると修理代がね、店によってずいぶん違うというからさ、あちこち回って見積もってもらっているうちに、夕方になってしまったわけです。
というわけで、マックを修理に預けて会場に戻った頃にはもう、入口前に長蛇の列。おいおい、月曜日だゼ、みんな(とか、一度ブログに書いてみたかった)。俺いちおう社長なのに、会場に入ろうとしたら、関係者以外は入れません、とか言われてごっついガードマンに制止されそうになったよ。
デハラ氏と、相棒の金子ナンペイ氏は、メンペの芸風とは裏腹にすごく謙虚で人づきあいのよい方々で、これまた感動。デハラ氏の奥さんが京都の美大卒とのことで、日本に行ってからもいろいろお付き合いしていければいいなあ、と思いました。
入場者数は400人前後とのこと。デハラユキノリの名前はパリでもある程度売れていたけれど、月曜日にも拘らずここまでのご来場、ありがとうございました。知人、友人、広告主、その他本当にたくさんのみなさまに来ていただいて、ここまで多いと、挨拶して5秒後には別のひとのところに行かなきゃならなかったりして、本当に失礼しました。中には本当に前から会いた かった人もいたのですが、内容のある話ができなかった。。。改めて連絡します。
そしてメンペのパフォーマンスは、まちがいなくフランス人の眼に焼き付いたと思います。ブログとか検索してても、「トラウマになった」、とか「いまもあの SMデュオの姿が許せない」とか(どうしてSM?)。いかんせんネガティブではありますが(笑)、フランス人日本オタクの保守性があぶり出しになったというか。まあ、中途半端に忘れられるよりは、強烈に嫌われた方が良い。というか、フィギュア=オタクという構図がここまでフランスにも浸透していることに対して強力なショックウェーブを送ることができたような。おかげさまで、同時開催のデハラ氏の個展はかなりの反響を呼んでいるようです。
というわけで、デハラ氏は昨日無事に日本に発ち、僕のマックはまだ修理から戻らず(電源ユニットを交換するそうです)、北風ピューピューのパリです。こんな日は、スパイス仕込み過ぎのフォーでも食って、暖まりたいものです。

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